18





「ね、あれっ・・・!」
「水野様じゃないっ!?」
「ほんとだ!あれ?南川くんと一緒じゃない!?」
「あの二人、仲良かったの?」



廊下を歩いているとそれはもう好奇の目で生徒達に見られていた。



「テンって人気者なんだねえ、」


「あれ?もしかして律っち、俺っちのこと知らなかったっちかー?」


「うん。俺、基本的に寝てることの方が多いからあ、」


「ふは、そうだっちかー!」


天くんはおもしろそうに笑うと、早く行くっちー!と俺の手を引いて走りだした。



 


[ 47/77 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -