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「うら、かい・・・?」
「うん。理事長公認の誰も知らない学園の裏組織。」
「学園の風紀が乱れて、学園の基礎が狂ったとき私達が学園を立て直すのです」
「いわゆる正義のヒーローみたいなもんだっち」
「普段は変装してるから、素顔ばれない」
ああ、だからトワ、あのとき生徒会室に入れたんだ。
俺はスケールの大きな話を聞かされ、なぜかとても冷静に納得した。
「そおだ、いいの?こんな大事なこと俺に話して」
「律は言わないでしょ?」
俺が聞くと、トワはニッコリと微笑んでそう言って来たので俺はなにも言えなかった。
「まあ、素顔はそのうちおしえてあげるよ。その方がおもしろいでしょ?」
そうやってニッコリと微笑むと、俺にいちご牛乳をくれて、「あの転入生のことは気にしなくて大丈夫だよ。鈴木くんを追い出したりなんかできないからね」と言ってくれた。
それから天くんや京といろいろ話しているうちに時間過ぎ去っていった。
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