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「り、律はさ、好きな奴とかいんのか!?」
廊下を歩いていると、マリモくんがまた顔を真っ赤にしながら聞いてきた。
「んー?好きな人?いるよお」
「え!?誰だよ!!」
ふえ、なに、なんでこんなに必死なのこの子・・・こわーい、
「えっとねぇ、和葉ちゃんと神楽先輩と、瑞希ちゃん」
「え、あ、じゃあ俺は!?」
「んー?好きだよお?」
なんだかおもしろいし、マリモくん。
俺がそう言うと、マリモくんはさらに顔を真っ赤にしてあわあわし始めた。
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