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「なあ!律!」
「ふぁあっ・・・なぁに?」
和葉ちゃんのせいで寝れなかった・・・。和葉ちゃんったら俺が寝ようとすると必ず振り返って起こすんだよ。もしかしたら和葉ちゃんったら後ろに目あるのかもしれない、
「食堂行こうぜ!!」
欠伸をしながら返事をすると、マリモくんはそう言った。
「うん、いいよぉ。行こっかあ」
食堂なんて久しぶりだなあ。和葉ちゃんったら絶対に食堂行かせてくれないんだもん、
「だめだ。」
マリモくんと久々の食堂に行こうとすると、やっぱり和葉ちゃんに止められた。
「なんだよおまえ!おまえに律の行動制限する権利ないだろ!」
「ある。」
え、そなの?そうだったの?はじめて知ったよおれ。和葉ちゃんったらいつそんな権利手に入れたの?
「っ・・・俺は律と食堂に行きたいんだ!」
「だめだ。」
「・・・じゃあさ、和葉ちゃんも行こうよ、ね?和葉ちゃんが一緒なら文句ないでしょ?」
「・・・わかった」
俺の提案に和葉ちゃんはしぶしぶOKしてくれた。
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