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のんびりと桜治さんたちとご飯を食べていると、突然悲鳴のような叫び声が食堂内に響いた。


「わっ、なに...?」

「わかんないけどぉ、うるさいしぃ」

「何の騒ぎだ?桃真」

「はいにゃー」


突然の叫び声に俺はビクリと体を震わし、御井はとても煩わしそうな顔をしていて桜治さんに言われて桃真くんがその騒ぎの原因を見に行った。


「なんだろうね?」

「さぁ?みいはどうでもいいもぉん。それより、藤の唐揚げ一個ちょうだぁい」

「へ?ちょ、御井酷い!」

「藤には俺のカツやるから」

「俺も藤ちゃんに刺し身あげよ」

「僕のエビ天もどうぞ」

「藤だけずるいしぃ!」


騒ぎに興味なさそうな御井は俺の唐揚げ定食からメインの唐揚げを奪った。
その事にたいして俺が文句を言うと、桜治さん、桂太さん、椿さんがそれぞれメインのおかずを俺の皿に乗せてくれた。

これには流石に俺も苦笑い。


 


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