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「藤ちゃん、めぐちゃんのこと来るまで学校行ってたんだよねー?」
「あ、...ほとんど通えてなくて」
「んじゃ、こっちでいっぱい楽しみなねー?俺もめぐちゃんたちも通ってたいい学校だしー」
「はいっ」
俺が返事すると、柊さんは子供にやるように俺の頭を撫でた。
この人、俺のこと何歳だと思ってんだろ...
「柊、着いたぞ」
「えーち、ありがとー。俺藤ちゃん送ってくるからここで待っててねーん」
「早く戻ってこいよ」
俺をここまで送ってくれた車を運転していたのは、柊さんの恋人だと思われる関英知さん。
「あ、ありがとうございましたっ」
「ああ。楽しめよ藤」
英知さんもよくめぐみさんのお店に来るから俺のことを知っている。
ほんと、めぐみさんの周りは優しい人でいっぱいだ。
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