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「海斗さんっ...やだ、やめてっ...!」
「藤が空の言うこと聞かないからでしょ?」
「っ、ふ、ンっ...ゃ、ぁあんっ...」
海斗は俺の部屋に入ると、ベットに俺を下ろして上に跨がってきた。
俺の顎を強引に掴んでキスしてくると、そのまま俺の口内を犯してきた。
「や、っ...だぁっ...!」
「...ふーじ?おとなしくしてないと辛いのは藤だよ?」
「っ...これ、やだっ...」
海斗は楽しそうに笑いながらそう言うと俺の手をそこに置いてあったロープで縛った。
なぜ、ロープが部屋にあるのかというと、こうやって海斗によってヤられるのは日常茶飯事なのだ。
「僕のお仕置きは誰よりもマシだと思うけどな」
「...っ、」
俺からすれば海斗のお仕置きが一番屈辱的だ。俺の意思に関係なく体を弄ばれるのだから。
双子の兄の空を始めとして、海斗と先ほどの二人はSKYというチームのメンバーなのだ。
そして、俺はただの空の弟だったはずなのに...俺が家を出たいと言ってからそれは一変した。
俺が家を出たいと言ったり逃げようとしたりすると"お仕置き"をされるようになった。
空には言葉で精神的に追いやられて部屋に監禁。
幹部の一人、祐介には媚薬を使われて意識がなくなるまで犯される。
幹部のもう一人、徹平は翌日顔の原型がわからなくなるくらいまで暴力を奮われる。
だが、この三人のお仕置きはこいつに比べれば俺にとってマシな方なのだ。
こいつ...海斗は媚薬など薬を使って俺の意識を飛ばすこともなく、俺が気絶しない程度で永遠と犯してくるのだから。
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