#リプきたセリフ全部詰め込んだ夢小説書く
ツイッターで行ったタグのものです。ストーリー性はまったくありません。




 なんだかかんだで僕の家に佐々木さんを招くのは久しぶりだ。佐々木さんとは前のテスト期間でも一緒に勉強した仲だけれど、やはり家につれてくる口実はテスト勉強くらいしかなくて今に至る。僕と佐々木さんはお互いに向き合いながらノートを開いてにらめっこ。佐々木さんは真面目に勉強しているのになんだか眠くなってしまった。こくん、と首が動いているのはわかるが、眠気には負けてしまう。シュメール人みたいな大きな目がこちらを見つめる。僕は意識を夢の中へ飛び込ませた。


「理科のさしすせそを知ってるかい?」

 夢の中で僕が佐々木さんに問いかけた。夢の中では理解できない事が立て続けに起きるのだ。佐々木さんは僕を見下しながら言うのだ。

「うるさい!そんなんだから頭が伸びちゃったのと思うの」

 喉がヒュッと鳴る。佐々木さんはまっすぐな瞳で僕を見る。冷や汗が滝のようだ。手に汗をかいたまま僕は佐々木さんに近づいた。

「そんなに僕の秘密が知りたいかい?」
「いいわよ、テルくんなんか知らないしキライ」

 ガーン、と打たれた銅のようにその言葉が僕の頭の中に響く。例え夢の中だとしても佐々木さんには嫌われたくない。震える肩を抑えれば、まるで「俺の右腕が暴走する前に逃げろ!」とでも言っているかのようだ。こんな夢から早く目覚めたい。佐々木さんは先ほどとは打って変わって優しい笑顔で僕の頬に触れた。

「きて」

 佐々木さんは僕の震える右腕を引いて歩き出した。佐々木さんが触れた足先には緑が増え、草が咲き、いつの間にか真っ白だった空間には大海原が広がっていた。桃色の花はなんという名前か分からないが、風に吹かれて甘い香りを僕たちの所まで運ばせる。大きくて澄んでいる湖に反射するのは美しい空。風が頬を撫でる。佐々木さんは立ち止まった。しかし、地面がガタガタと揺れ始める。足元がぬかるんで僕だけが動けない。佐々木さんとつないでいた手を無理やり振り払って「僕を置いて先に行け!」と叫ぶが、佐々木さんは僕と手を繋ぎ直して指をさした。

「トトロいたーーーーーー!」

 佐々木さんが指刺した方を見た瞬間、僕の目は覚めた。

「おはよう、寝坊助さん」

テーブルに頬を押し付けて寝ていたようで、佐々木さんに「今のテルくん、エクボみたいな顔してるよ」と言われた。おかしい、と僕を見て笑う佐々木さんにドキッと胸が高鳴る。その愛らしさに「おかわり!」と叫びたい。ふふ、と微笑みながら「寝坊助さん」と僕のことを言う佐々木さんを抱きしめたい。

「テルくん、どんな夢見てたの?」
「変な夢だよ」
「僕のくまさんどこやったの!?って言ってたから可愛いなーって」
「えっ」

 可愛いなんて言われても嬉しくないよって言いたいのに、佐々木さんが笑ってるならなんでもいいかなって思っちゃうんだ。それっていけないことかな?少なくとも今ドキドキしているのは僕だけみたいだ。





#リプきたセリフ全部詰め込んだ夢小説書く というタグのものです。ひどすぎ・・・
シュメール人みたいな大きな目、おはよう寝坊助さん、理科のさしすせそを知っているかい?、トトロいたーーーー!、そんなんだから頭が伸びちゃったと思うの、僕(私)のくまさんどこやったの!?、俺の右腕が暴走する前に逃げろ、おかわり!、俺(私)を置いて先にいけ!、そんなに僕の秘密を知りたいかい?、今の君エクボみたいな顔してるよ、うるさい! をいただきました。ありがとうございました。これまとめるとか無理。



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