∵おはようからおやすみまで君を見守る月になりたい


龍が如く0のネタバレ有















「っひゃあ!立華く・・・んんっ」

私を路地裏に押し込み、首筋を舐めた後、濃厚なキスをした
柔らかい素材の白いワイシャツに手を添える
立華くんの厚い胸板を感じて、手を肩に動かす

「っはあ、ハル・・・」

ワイシャツの腕を捲った所から見える立華くんの蝙蝠
蒼天堀は決して広い所ではないから、こんな裏路地には、いろんな人が訪れるはずなのだ
立華くんに、こんな場所ではイヤ。と伝えたいのに、立華くんの熱い瞳と目が合った時には、何も言えない
零れる吐息に腰が砕けそうになる。耳元で荒い息を吐きながら、それを舐める
立華くんの舌が耳の中にも入ってくる。後ろのやられた立華くんの髪を撫で、首元に腕を回した。
まるで逃がすまい、と両脇についている立華くんの腕はそのままに、シャツワンピースのボタンを舌で器用に外す
立華くんが一つ目を外し終わり、二つ目を外している時に、ハッとした

「ま、待って・・・立華くん、ここ、ヤダよ・・・」
「・・・・・」

立華くんは、ワイシャツから口を離し、目を逸らした
何か思い悩んでいる事でもあるのだろうか
立華くんの荒れた前髪を撫でつけて、私は立華くんの手をとった
立華くんの足の間に座り込んで、立華くんを見つめた

「・・・尾田とハルが喋ってるの見て、それで・・・」

立華くんがどこからやってきたのかということも、悪い言い方のようだが、見た目で皆分かっていた
勿論私も察していて、でも、中国人だなんて言えなくて、言ってしまえば、私も立華くんの事を見ている人になってしまうからだった
立華くんは、まともな恋愛もできなかったんだろう。そんな気持ちは、きっと立華くんの心の中で止まっていたんだ

「なんか、もやもやしちゃって・・・ハルは俺のだ、って思いたくて・・・」

止められなかったんだ、という立華くんの事を優しく抱きしめた
立華くんは受け止めるまま、私の肩に頭を乗せ、私の手をぎゅっと強く握った

「私は立華くんの事が大好きだし、大事だよ。・・・立華くんだって、かっこいいから、私も不安になるときがあるんだよ?」
「ハル・・・・大好きだ」

立華くんと私は、どちらともなく、唇を合わせた
立華くんの熱い唇が、私に伝わり、手を握った


「・・・じゃあ、俺の家で続き、しよっか」
「う、うん・・・」







先ほどとは打って変わって、立華くんの手つきは優しく、厭らしくなっていた
立華くんの匂いがするベッドに縫い付けられ、ゆっくりとキスをする
唾液が混ざり合い、荒い息と口元から溢れる声がお互いを欲情させた
立華くんの熱い舌に、私の舌も追いつこうとする
彼のは私よりもリードしていて、歯列を舌先でなぞったり、唇を舐めたりを繰り返す
ふと、薄目を開けると、同じようにした彼と目が合い、瞼を閉じられないまま、口内を犯される
エロチックな立華くんの瞳。彼の髪を撫でると、唇が離れた

「ハル・・・それは、っダメだ・・・」

耐えているような立華くんの首元に口付ければ、強く胸を揉まれる
ワンピースを着た私の脚から、彼の手のひらが厭らしく上ってくる
下着の中に手が入り、直接胸を揉まれ、そのうえワンピースはお腹の所まで捲れていた

「立華く、んぅ、ふ・・・」

余裕のなさそうなキスをされ、そのまま容易く下着を剥ぎ取られ、ワンピースもベッドに下にパサリと落ちた
パンツだけの私は、隠そうと腕を動かすと、それを頭上の上まで持っていかれてしまう

「隠すなよ、綺麗だ・・・」
「やっ・・・」

最後の一つに人差し指をかけられ、スルスルと抜けていく
ボディラインを優しくなぞられ、思わず厭らしい声が漏れ出る

「っあ!た、立華く・・・んんっ」
「濡れてる・・・ナカ、入れるよ」

立華くんのゴツゴツした指が、膣内に入り込む
同時に親指で陰核を擦られ、思わず腰が厭らしく動く
立華くんのワイシャツのボタンを外しながら彼を見ると、荒い息を細かに吐きながら、私を見つめていた
私の膣内に指がもう一本入ったと思うと、唇に彼のそれが重なった

「っはあ、可愛い、ハル・・・」
「んっ、はあ、ああっ・・・」

立華くんの指がもう一本入って、親指が擦る所が限界まできていた

「立華く・・・も、イっちゃう・・・!」
「ハル・・・挿れるよ・・・」

私の身体から立華くんが離れ、早急にベルトを外す音が聞こえた
ゴムを付けるのを見届けると、立華くんは私の顔の両側に手をつき、私の膣に立華くんのモノを擦りつけた

「っんん・・・・っは、早く、挿れて・・・!イっ、ちゃう・・・!」
「急かさないで・・・ほら、待ってたでしょ、挿れるよ・・・!」
「っん、ああ!」

立華くんの大きいモノは私のナカに一気に侵入してきた
私の脚を担いで、緩々と腰を動かす
私はその微かな刺激だけでもイってしまいそうだった
立華くんの腰の速度は、段々と早くなっていき、腰がぶつかり合う

「っあ、あん、あっ、立華く・・好き・・・!」
「ハル・・・っ、くっ・・・」

奥に押し込むように突く立華くんの、乱れた前髪が愛おしい
キスをしてから最後に一つ突くと、立華くんと私は同時に達した







「尾田くんに嫉妬するなんて、立華くんも可愛いね」
「・・・っるさい」

立華くんの腕で、そういうと、彼は目を逸らして顔を赤くした
歳よりも少し子どもな立華くんが大好き。伝えようとしたけれど、立華くんに優しいキスをされてしまった
立華くんは私を大事そうに抱きしめた
私はそれにこたえるように、優しく彼の髪を撫でた


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