「あれほど読んだのに気付かないなんて、どうかしてるわ」

皆で一緒に図書館でいると、ハーマイオニーがある分厚い本を持ってきた

「前に読んだ軽い読み物よ」
「軽い!?どこが!!」
『まあまあ』

ハーマイオニーはその"軽い読み物"とやらに書いてあったニコラス・フラメルの事を話した
どうやらニコラス・フラメルは賢者の石を作ったとかなんとか…







『…っていうかなんでこの時間帯…』


その疑問に答えてくれる友人は前方をみてばかりだ




無視かよ!!!



「ほら、ついたわよ」


無視されたことに泣いていたらいつの間にかついていた


ハグリットの家に入ると、ハグリットはエプロン姿で、鍋から何かを取り出した


「ハグリット、それ何?」
『おっきいチョコレートに見えてきた……』
「○!しっかりして!!」

ロンにおもいっきり揺すられた
再び中央の茶色い球体を見るとピキッとヒビが入った

『え、卵…?』

すると卵のカラがあたりに飛び散った


出てきたのは、小さなドラゴンだ


「…僕これ知ってる。ノルウェーリッチバッグだよ!」
『可愛いね!』
「「「!?」」」

ハグリットに向かって言ったハズなのにハリーたちが驚いた表情でこちらを見ていた


「おや、ありゃ誰だ」


ハグリットの一言で皆が窓の方を向く


プラチナブロンドの少年、ドラコ・マルフォイだった
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