花沢輝気で「唇」
2016/08/17 01:15

震える薄い唇は本来の用途を忘れている。僕は彼女の細い瞳を見つめた。長いスカートを捲りあげて白い太腿に指を這わせる。ああ早くその綺麗で傷の一つもない君の唇で僕の名前を呼んでくれ。愛してると囁いてほしい。そうじゃないと、そうじゃないと僕は、自分でも君にどんな酷い事をするかわからない。


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