短文倉庫 不定期に更新
いつか見た白の人のいなくなる幻想は、まるで悪夢のよう
暖かい手も。ありがとうという言葉も。腹に響く低い声も。白の着物も。あの本も。シナプスに詰めた俺の欠片たちはいつだってあの人のことばかり。