「体鍛えようかな」
ぽつり、白澤が呟く。
「なんです藪から棒に」
そう問えば、お前ばっかり体格いいのってなんかずるい、と返ってきた。
「貴方はそのままでいいですよ」
「そう?」
白澤は首を傾げた。
「ええ。貧弱に必死に抵抗してくれた方がいたぶり甲斐があります」
「死ね!」





20120406
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