出会い頭に殴り倒し踏みつければ、相手は潰された蛙のような声を出して睨み付けてきた。そうして大嫌い、大嫌いと喚き散らす。そんな彼の冷えた瞳、冷えた言葉も酷く私を突き刺すけれど、何より己を苦しめるのは、素直になれない自分自身。 ああ、歯痒くて死にそうだ。 20120406 , 「#エロ」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -