きっちりと整理された部屋の一角、小さな彩りを見留め、おや、と目を見張った。机の上に置かれている花瓶、それに生けられた濃い色を付ける花、それが何か思い至った途端、桃太郎の顔に熱が集まる。 仕事第一な彼が、仕事場の中で彼に一番近い場所に置いたそれは。 桃の花 20120406 , 「#エロ」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -