魅惑の魔法

08




 ずりゅりゅ…っ、くぷちゅうぅ…っ

「ぁっ? ぁ、ゃ、まっ、まって、まら、らめ…っ」


 目を白黒させて喘ぐカミルに構わずベルンハルトは再びピストンを開始する。

 ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ
 ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ

「ぁ、や…っ、ゃ、ゃ、らめ、いってぅ、いってぅからぁっ…」
「イってる? いやいや君はイけないよカミル。君のおちんちんは私が握っているからね。3日前、すぐ君はイってしまって、疲れてしまったから、たくさん精を注げるように、今日はしばらく我慢するように」
「ちが、ちが、いってぅのにぃ…っ」

 ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ

「ぅん…確かにナカはずっと痙攣しているね。おちんちんから精を出さずにイけるのかい、魔女というのは…」

 ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ


「らめっ…らめっ…らめらめ…っへん…ッ、へん、なぅ…っ!」


 必死にかぶりを振るカミル。しかしベルンハルトは花芯を握る手を一切緩めない。
 涙と唾液で汚れた顔を、火傷痕の見える顔をいとおしげに撫でると体勢を変え、正常位で激しく揺さぶり始めた。

 パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ!

「おぉ…っお望みどおりにっ…精を注ごう…っ、カミル…!」


 だから魔力で男を惑わせるのはやめておけと、そう言われた気がした。


「ちが、ちが…っおれ、まほ、なんか…っアッアッアッら、らめっ、らめ…ッ! ッ──!!」





 びくびくびくびくびくびくびくびくッ!!





 それは間違いなく絶頂だと思う。

 なのにいつまで経ってもその感覚が消えず──消える前からベルンハルトが再び動き始めてしまうからなのかもしれないが──、そして呼吸が止まりそうなほどの快感が弾けるにも関わらず、吐精の欲望もなくならない。
 なのに、それはベルンハルトが許さない。


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