Start A Family 04 「っくぅ…ッ!」 「あッ、ダメダメ!」 もう出てしまう、とフェイが観念しかけたとき、ぱっとガランは口を離した。それどころか、細い蔦で性器の根元を縛ってしまう。 「?! な、なに…っ」 「ごめんね。僕もフェイの、飲みたかったんだけど…」 フェイの躯が反転させられる。うつ伏せで持ち上げられた状態で、ガランはフェイの双丘を揉みながら開いた。 「――ッ!」 つぷぅ、と細い何かがいきなりア○ルに潜ってきて、フェイは声にならない悲鳴を上げる。 フェイのナカをそれは――おそらく蔦は――縦横無尽に動き、大量の液体を排出している。 「ぅあ゛ぁあ…ッ! やめ、やめろぉ…!」 唯一自由になる首を必死に振るが、ガランに頓着した様子はない。フェイの頭を撫で、吐精を堰き止められたフェイの性器の、つるりとした先端を撫で回す。もはや拷問だった。 「――ッ! いゃだぁああ…ッ、や、やめ、…やめろ…ッく、ぅう゛…っ!」 「ごめんね、フェイ。いっぱい溜めておいてね。ナカも、解さないとつらいのはフェイだから…」 ジュルジュルと音を立ててナカから蔦が出て行く。 その長い排泄のような感覚に、そしてそれを見られているということ、それを強要されているということに、フェイの目から涙が零れた。 「ぅふッ…ふ、ぅう゛…っ!」 「まだまだ最初だよ、フェイ」 ずちゅうぅッ! 「んはぁッ! あッ、んはッ、ぁ、ぁ、ゃ、やめ、やめろ…ッ!」 再びア○ルに潜ったかと思うと、激しくピストン運動を始める蔦。 [*前] | [次#] 『幻想世界』目次へ / 品書へ |