何でもいいですか?

10


 押し上げて来る感覚に、もう我慢も限界だった。

「先生? どうしたの、大丈夫?」

 ところが、こともあろうか後藤までしゃがみ込み、俯く俺の顔を覗き込んで来た。それはつまり、俺の股間も見える位置に後藤の顔があるということで。

「やッ…! 見ないで…! 見ないで…っ!」
「恥ずかしいの? 大丈夫、凄くかわいかったよ…」
「やめ…っ! っあ…!」


 ショワァアアアア…っ


 羞恥に集中が途切れて耐えられず、堰切ったように後藤の足許まで小水が飛んだ。

「――え?」
「見ないで…っ! みな、でぇえ…っ!」

 しゃくり上げる俺を嗤うように、じょろじょろと放尿は止まらない。


 ようやく勢いが弱まり、治まった頃には、俺は情けなくて死んでしまいたかった。
 顔を伏せてひくひくと肩を震わせる俺を、ところが後藤は再び抱え上げて、トランクに乗せた。

「ッ?!」

 見ると後藤は嬉しそうに笑い、その性器は凶悪なデカさに育っているではないか。

「お漏らししちゃうくらい、気持ちよかったんだ、先生…。先生かわいすぎて、俺も我慢できない…っ」

 そして、まだ薬が切れず疼いていたア○ルがまた後藤によって満たされ。
 俺は声も精も嗄れるまで揺さぶられることになった。



end.

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