何でもいいですか?

08


 どうしよう、どうしよう、どうしよう。
 …きもち、いい…。
 気持ちイイ、のに。

 ……足り、ない…。

 指がナカの襞を擦り、肉を嬲る。自らの躯がそれを受け入れ、悦んでいるだけでも、情けなくて悔しいのに。
 触られもしない性器がビクビクして、プクク、プクク、とどんどん先走りを垂れる。

 後藤が立ち上がり、キスしてくる。濃厚な、眩暈さえ起こしそうなキス。

「ん…せんせ、」
「ごとぉ…ったすけ、おれ…おかし…っぁふ」

 何か言おうとした後藤を遮り、俺は必死で訴えた。

 この苦痛からの解放が、どんな行為によって行えるのかなんて、考えられるはずもなくて。
 ただとにかく、熱く蕩けるア○ルをなんとかして欲しくて。

「ごと…ったの、おねが…っ、おかし、ぃ…ん…っ」
「俺を愛してるって言えますか?」

 後藤の言葉にも、ただただ肯いた。

「っあぁッ! ご、ごと…っ、あいし、あいしてる…っあいしてるぅ…ッ!」
「やっと素直になった…かわいい。先生は俺のものだよ、いいね」

 コクコクと莫迦みたいに肯き続け、俺は後藤に縋りつく。

 あいしてる、あいしてると繰り返す俺に、後藤は優しいキスをして、それから凶悪なほどデカくなった性器を、俺のア○ルに突き刺した。

「んはぁあああッ!!」
 びゅくッ、びゅるるッ、

「ぁは、すげ…先生、トコロテン? やらしー…」

 後藤の揶揄も俺には届かない。

- 41 -
[*前] | [次#]

『学校関連』目次へ / 品書へ


 
 
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -