不協和音2

06




 頭が、真っ白で。
 目の前が、ちかちかして。


 びゅびュびュびュびュびュびュびュびュッ!

「たくやったくやああ! ッッお、ぉ…っは、ひ、ぃい…っ」


 息が、息が…できない。


 びゅびュびュびュびュびュびュびュびュッ!

「らめ、らめぇえッ! ッぇほッ、げほッ、はっはひゅッ! はひ、ぃ…っ」

 びゅびュびュびュびュびュびュびュびュッ!

「たくっ…! ッぁ゙あ…っ、たくやああ…!」


 敏感になり過ぎた鈴口を高速で抉られ続けて、俺はあられもなく悲鳴を上げる事しか出来ない。

 なにせ、ちんこの先から失禁しそうな感覚が続いていて──実際、俺は体液を延々と噴き上げ続けていたらしいし──、それによってぎゅううとケツには力が篭もり、お陰でア○ルに埋まった玩具をどうしようもなく締め付けてしまっているのだ。


 ヴィンヴィンヴィィイ!

「おにぇが…っ、たくっ…ふ、ゥウ…っ!」

 びゅびュびュびュびュびュびュびュびュッ!
 ヴィィイィイィイ!

「なぁに?」

 びゅびュびュびュびュびュびュびュびュッ!
 ヴィィイィイィイ!

「ッとめれ…っとめれぇえ…っ!」


 ぐずぐずに泣きながら懇願する俺に、俺のちんこを虐め続けながら卓也は優しく笑った。


「俺の事、もう避けない?」

 びゅびュびュびュびュびュびュびュびュッ!
 ヴィィイィイィイ!

「しゃけにゃっ…しゃけにゃいぃ…!」

 びゅびュびュびュびュびュびュびュびュッ!
 ヴィィイィイィイ!

「俺の言う事なんでも聞く?」

 びゅびュびュびュびュびュびュびュびュッ!
 ヴィィイィイィイ!

「きくぅうっ! ッひぐッはぁあっ、ッきく、かやぁあッ…!」


「…やっと素直になったね、兄さん」


 満足気に微笑むと、ようやく卓也は俺の鈴口から凶悪な性玩具を離し、スイッチを切った。

「ぁは…ッ! はーっ、はっ、はあーッ…!」
 俺の躯は完全に虚脱し、ベッドに沈む。

 ちんこの先端はじん…ッじん…ッと疼き続けているし、下腹はひくッ、ひくひくッと痙攣し続けていて、だがまだア○ルのナカは掻き回されている。


 ウィンウィンウィンウィン…

「ッは、っく、ぅっ、く…ッ、っひぅ…ッ」

「見て、兄さん。俺の眼鏡、兄さんのえっち汁でビショビショ」

「っふ、ぅく…っは、はあッ…は、っふ、く…っ」



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