僕の彼氏は××××

10


 僕はガクガク腰を振りたくりながら、会長に縋りついた。全身を支配する、強い強い、快感。
 しかもそれは、信じられないくらい長く続いて、ようやく落ちついたときには僕の躯はすっかり弛緩していた。

 至近距離で、会長が笑う。

「小牧…エッチなこと言って興奮しちゃったの? 射精しないでイっちゃったんだ?」
「ぁぅ…あ…ご、ひくっ、ぅ、ご、ごめ、なさ…っ」

 僕のおち○ちんは、まだしっかり紐で縛りつけられたままだ。なのに、イったなんて…。
 僕は愕然としながらも会長に許しを乞う。だって、先にイってしまった。僕は、会長のものなのに。

「いけない子」

 会長が微笑む。僕の躯が、ぞくんと跳ねる。




 その後もたっぷりとお仕置きは続いて。
 ほとんど意識が朦朧としている僕の前で、会長のケータイが鳴った。会長が僕のおしりにおち○ちんを突っ込んだまま、受話器を耳に当てる。

「はい、ああ、上総? うん、今ヤってるとこ」

 僕はゆるゆると手を会長に伸ばす。

「ゃぁ…かいちょ…もっとぉ…」
「うん、成功したよ。すごく可愛い…」

 会長は、優しく僕にキスしてくれた。



end.

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