イケナイコト

05


 哲太も次第に焦れて、乱暴な手付きで誠の学ランを脱がせ始めた。
 抵抗すればキスして股間を擦って、衣類は全て、肘や膝に引っ掛かっているだけだったり、首までたくし上げたりした。

 白い肌にピンク色の乳首がぷっくり勃ち上がり、ペ○スはいやらしく突き勃っている。先端の鈴口からは、僅かではあるが、透明な粘液まで零れている有様だ。

「ガマン汁出てるじゃん。なんだよ、お前男がスキなのか?」
「ッ違っ…!」

 ようやく喘ぎでない声で誠が反駁して、だが何故か哲太はイラッとした。
 誠のペ○スを掴み、ぶるぶる振ってやる。溢れたカウパーが飛び散った。

「ひゃっ! あぁっ! あぁっや、やめっ…!」
「何が違うんだよ。俺に触られて感じてんだろ? こんなギンギンにして、ガマン汁漏らして」
「ひぅッ…ちが、ちが…ッ! ぃや、日高く…ッ、いやぁっ」

 誠はぶんぶん首を振って拒絶して――手足は服の所為で動かせないのだ――、泣き出しそうな顔をした。

 哲太の胸には苛立ちが募り、振ることでペ○スにバイブのような振動を与えていた手を、扱く動きに変えた。

「んぁあッ…、ぁっあっ、あッ、あっ」
「はッ。男にち○こシコられてしっかりヨガってんじゃん」

 グリグリと爪で鈴口をえぐると、誠の顔は天井を仰ぎ、きゅうッと睾丸が挙上した。
 イくな、と思った哲太は、そこで手を離す。

「ッあ…っ?」

 突然刺激がなくなって、誠は潤んだ目で哲太を見た。

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