崩落 05 「あは、ヒクヒクしてきた。思い出してきた？ 先生」 「んぐぅう…！」 経験を積み、身体的な自由を奪い、社会的な後ろ盾すら持った健汰に、依咲が抗うすべなどなかった。 せめてと身をよじらせるが、グリグリと健汰の指は秘孔を拡げていく。 舐めては指が探るようにして内壁を擦る。ぞぞっ、と悪寒が走っては、ビクビクっ、と熱い感覚に躯が震えた。 そして確実に成長している性器には糸が食い込み、どんどん痛みが強くなる。 （助け、…っ！） 逃げられない行為に、恐くなる。確かに感じてしまう自分が、恐くなる。 「もういいかな。先生、ちなみにこれ、コータのだからね」 「？！ うそッやめっ…！」 罪のない生徒の私物が、ぐぷ、と体内に埋まっていく。 「ふぁ、あぁああ…っ、あぁ…っ、い、や…ッ」 流線型をした糊は、ゆっくりとナカを擦り上げて進む。依咲は糸を噛むことも忘れて喘いだ。 「はっ…は、ぁ、や…ッ、らめ…あぁッ…！」 涙が溢れて、なのに躯は動かない。 奥まで入ると、今度はゆっくりと引き抜かれる。 「ぃぅぅう…っ！」 まだたっぷりと中身が残っているらしい糊のチューブは、締め付ける秘孔を容赦なくえぐった。チューブに浮き出た文字が、細かく襞を刺激する。 もう少しで全部抜ける、と思った瞬間、健汰はちらりと依咲を振り返って笑い、ぱくりと性器を咥え込んだ。 [＊前] | [次＃] 『学校関連』目次へ / 品書へ |