イラスト オマケSS *** 呼吸は乱れ、顔を真っ赤に紅潮させて、望が喘ぐ。 もう何時間焦らしているか判らない。限界は疾うに超しているだろう。 望の骨の浮いた肌を、指先でつ、となぞる。 「はっぁ…っ、か、ず…っせ、ぱ…」 それだけでも望は全身を振るわせた。綿棒を咥え込んだ肉棒は、根元をゴムで締め付けてあるから、真っ赤になって震えている。 そんな状態になりながらも必死で縋ってくる望を、上総は愛しいと思う。 「おね、が…も、むり…れす…」 「だって、コレ外して抜いたら、また望はお漏らししちゃうでしょ?」 そう何度も生徒会室を掃除するのも面倒だ。 まぁ掃除するのは当然望なのだが。 「喋れるくらいならまだ大丈夫だよ」 にっこり笑って告げると、望は強過ぎる快楽の表情の中に絶望を刻んだ。 上総は綿棒の先に触れ、くるりと動かしてやる。 「あッあぁあっ」 「ギリギリまで我慢して。最高の快感を味わわせてあげる」 「あああッ、ああっ」 いっそ、狂ってくれてもいい。上総はただ穏やかに微笑んだ。 [*前] | [次#] /55 『頂き物』へ / >>TOP |