イラスト

オマケSS




***
 呼吸は乱れ、顔を真っ赤に紅潮させて、望が喘ぐ。
 もう何時間焦らしているか判らない。限界は疾うに超しているだろう。
 望の骨の浮いた肌を、指先でつ、となぞる。

「はっぁ…っ、か、ず…っせ、ぱ…」

 それだけでも望は全身を振るわせた。綿棒を咥え込んだ肉棒は、根元をゴムで締め付けてあるから、真っ赤になって震えている。
 そんな状態になりながらも必死で縋ってくる望を、上総は愛しいと思う。

「おね、が…も、むり…れす…」
「だって、コレ外して抜いたら、また望はお漏らししちゃうでしょ?」

 そう何度も生徒会室を掃除するのも面倒だ。
 まぁ掃除するのは当然望なのだが。

「喋れるくらいならまだ大丈夫だよ」

 にっこり笑って告げると、望は強過ぎる快楽の表情の中に絶望を刻んだ。
 上総は綿棒の先に触れ、くるりと動かしてやる。

「あッあぁあっ」
「ギリギリまで我慢して。最高の快感を味わわせてあげる」
「あああッ、ああっ」

 いっそ、狂ってくれてもいい。上総はただ穏やかに微笑んだ。

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