in 【屋上】 橘 京平の場合 4 「逃げちゃダーメ。お手伝い、してあげるから」 かち、と玩具のスイッチを入れる。 ムィイイン、ムィイイン、ムィイイン、 「ァッ!? ぁっあっ…っく、ふッ…ぅうう…!」 ピストンをする玩具じゃない。カリ部が回転して掻き回すわけでもない。 指3本分のしっとりしたシリコンが、じわじわと上下する…つまり揃えた指が優しく体内の熟れた肉壁をぐぅっと押しては離すような、そんな動き。 それが、躯の奥──前立腺をじわぁ、じわぁ、と刺激する。 「うぅううぅ…ッ! んん、んんぅ…っ」 バイブが前立腺を押し潰す度に、背中がしなって冴のペ○スが京平のペ○スに擦りつけられる形になる。 とろとろ…と溢れた愛液が京平のペ○スを濡らしていく。 「ふゥッ…! っは、はぁ…っん、んんゥ…っ」 ムィイイン、ムィイイン、ムィイイン、 もどかしいけれど、痛烈な快感。乱暴に掻き回されるよりも直接的で、性的な調教の意図を感じざるを得ない動き。 頬も耳も真っ赤に染まり、京平の肩にしがみついて強制的に与えられる快楽に悶える冴。 京平はその淫靡な姿にほくそ笑み、玩具を咥え込んだままのア○ルの縁をすりすりとなぞった。 「ふぁ、ぁっ…!?」 「平木サン、足りないんじゃない? イきたくてもイけないんでしょ…」 「ぁ、ァ…」 開いたままの唇から、銀糸が伝う。限界が近いようだ。 「腰浮かして…そう、ゆっくり…」 「ぇ…ッぁ、む、むり、そ、そ、な…っ、ふたつも、おれ、入んな…っ」 ムィイイン、ムィイイン、ムィイイン、 バイブを咥えたままのア○ル。ぐっとバイブを腹側に押し遣れば、それだけでまだ少し、余裕ができる。 「大丈夫。平木サンのココ、とろっとろだって言ったっしょ? 俺のとオモチャで、平木サンのヤラシーぐちょぐちょのケツ孔、いっぱいにしてあげる」 「ァ、あ、ぁ、む、むり…むりぃ…っ! ぃ、痛い…っ」 ふるふると猫っ毛を揺らして、涙を零しながら冴が訴える。 [*前] | [次#] /144 『頂き物』へ / >>TOP |