in 【屋上】

藤堂 彰の場合 6



「あーあ、色んなえっちな汁で下着びしょびしょだよー? こんなの穿いちゃだめだよー」
「ぁっ…!」

 ひょいと無造作に下着を放り投げる。濡れた下着は金網を越えて、グラウンドへと落ちて行った。
 がしゃ、と金網を振り返ろうとする動きをそのまま利用して、彰は冴の背後に回る。立ち膝で金網を掴んだ状態で、平らな胸に両手を回した。

「それでー? ほら、どうして欲しいのー? 平木くんのやりたい『続き』って、なにー?」

 くすくすと耳許で笑えば、冴は悔しそうに両目を伏せる。構わない。

「乳首もっと苛めて欲しいのー?」
 指先で硬く尖った乳首を、もどかしいであろう力でやんわり捏ねる。

「それともち○こ扱いて、エロい顔でイくとこ見て欲しいー?」
 ヌルヌルと愛液に濡れた亀頭をくすぐるように掠める。

「それとも、下着に漏らしちゃったとの同じくらい、ケツ孔をち○こで掻き回していーっぱい精液注いであげようかー?」
 尻たぶをわし掴んで、白い体液を会陰に垂れ流すア○ルの縁を、指先でさわさわと引っ掻く。

 それだけでも冴の躯は震え、ペ○スは更に愛液を零し、ヒュクヒュクと物欲しげに収縮するそこ。彰は笑った。

「平木くんの躯、全部シてって言ってるよー」
「ぃ、言ってな…ぁ、ア!」
「嘘つきー」

 乳首をぷるぷるっと弾くだけで、甲高い嬌声が漏れた。ペ○スは跳ね上がって金網を擦り、尻たぶには力が篭って更に内腿へと精液を吐き出した。

 それからまた、やわやわと掠めるだけ、撫でるだけの刺激へと戻す。

「ねぇほら、乳首は? ち○こは? ケツ孔にはどうしたいのー?」
「ひくっ…、ゃ、やだ…ゃだぁ…」

 金網にしがみついて、それでもまだ冴は泣きながら首を振る。


「仕方ないなー」
 もう、面倒だ。




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