イラスト オマケSS *** 「あき…」 小さく兄ちゃんが呼ぶ。 母さん達が帰って来てからも、俺は兄ちゃんを閉じ込め続けた。もちろん、昼の間は無理だから、夜の間だけ。 手錠でベッドに繋いで、何度も何度も兄ちゃんと交わる。 いつまでも兄ちゃんは初々しくて、可愛くて、堪らない。 「なあに、兄ちゃん?」 「お願…も、もう、休ませて…」 兄ちゃんがずっとずっと可愛く俺を誘うから、俺も止まれないっていうのに、兄ちゃんはそこを全然判ってない。 そこを判ってくれないものだから、俺もずっとずっと不安で、兄ちゃんを外に出したくないんだ。 兄ちゃんの唇から垂れた唾液をぺろりと舐め取って、ぷっくりと大きくなっているピンク色の乳首を指の腹で擦る。 「ぁ、ゃ、」 ぴくぴくと兄ちゃんが震えて、俺は苦笑する。 「ほら。兄ちゃんの方が、もっと触って欲しいんでしょ? 足りないんでしょ?」 「ち、違…、あき、」 「兄ちゃんが足りるまで、俺、やめないからね」 「あき…!」 だって、じゃないと兄ちゃんには、また悪い虫が寄ってきてしまうでしょ? [*前] | [次#] /55 『頂き物』へ / >>TOP |