イラスト

オマケSS


 

***

「あき…」

 小さく兄ちゃんが呼ぶ。
 母さん達が帰って来てからも、俺は兄ちゃんを閉じ込め続けた。もちろん、昼の間は無理だから、夜の間だけ。
 手錠でベッドに繋いで、何度も何度も兄ちゃんと交わる。
 いつまでも兄ちゃんは初々しくて、可愛くて、堪らない。

「なあに、兄ちゃん?」
「お願…も、もう、休ませて…」

 兄ちゃんがずっとずっと可愛く俺を誘うから、俺も止まれないっていうのに、兄ちゃんはそこを全然判ってない。
 そこを判ってくれないものだから、俺もずっとずっと不安で、兄ちゃんを外に出したくないんだ。
 兄ちゃんの唇から垂れた唾液をぺろりと舐め取って、ぷっくりと大きくなっているピンク色の乳首を指の腹で擦る。

「ぁ、ゃ、」

 ぴくぴくと兄ちゃんが震えて、俺は苦笑する。

「ほら。兄ちゃんの方が、もっと触って欲しいんでしょ? 足りないんでしょ?」
「ち、違…、あき、」
「兄ちゃんが足りるまで、俺、やめないからね」
「あき…!」

 だって、じゃないと兄ちゃんには、また悪い虫が寄ってきてしまうでしょ?


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