イラスト

オマケSS



***

「ふッ、ざ、けんな!」

 喚く彼を、押し倒す。
 右手はソファの脚に縛りつけて、左手は床に縫いとめる。そうしておいてシャツのボタンを外していくと、綺麗な肌があらわになる。

「やめろ、莫迦、見んな!」

 相変わらず口の減らない。そんな彼に、僕はあるものを取り出して見せる。
 知ってるかな? 知らないかな? どちらでも楽しい。

「な、んだよ、それ…?」

 一気に青ざめた彼に、くすりと笑う。彼の弱いところは、僕はよく知っている。まず内腿。それから、ア●ルの、浅いところ。そんな彼には、これは丁度いいはず。

 これ──小型の、ア●ルプラグ。特にこれは、抜けないように膨らんだ場所がいぼいぼになっていて、彼みたいなひとにはこれだけで快感になるはずだ。

 くぷ、と挿し込むと、「ひゃ、あ」彼の瞳に涙が浮いた。
 そしてしばらく見学。

「ぁ、くそ、なん、ァ、や、く、ゥ…っ」

 思った通り、ひとりでに悶えるいやらしい彼を、僕は見下ろす。そんな僕を、彼は睨み上げる。

「ざ、け…ん、な、マジ、ァ、あ、」

 僕は笑って、プラグを押して震わせた。

「は! ぁ、や、やめ、」
「気持ちいいって、言ってごらん」


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