イラスト オマケSS *** ひくひくと肩を震わせて泣く望に、上総はくすりと笑う。 「よく似合ってるよ、望。ほんと、女みたい」 「…っ」 上総の笑みに、望は更に羞恥に顔を歪めた。 丈の短いセーラー服。過ぎた学祭で、1年の女子が使ったとかで、自治会員が妹から借りて来たというものだ。 それを見つけて、面白半分で上総は嫌がる望にそれを着せた。 どうやら望にも矜持はあるらしく、『女のようだ』と言われることを嫌がっている節がある。 まあ、だからこそ着せたわけだが。 しかも。 「上総、先輩…あの、し、下着、返して下さ…」 スカートの中は生まれたままの姿だ。腕を掴んで立たせると、びくっ、と望の躯が震えて、そして「ぁ、だ、だめ…」切ない制止も虚しく、つぅ、と腿に白い液体が伝った。 望のモノは勃起していないから、上総がさっき大量に注いだものだろう。 恥ずかしさに改めて涙を流す望に、上総は笑う。 「望、手、繋いで帰ろうか」 このまま。 [*前] | [次#] /55 『頂き物』へ / >>TOP |