イラスト

オマケSS


 

***
 前と後ろにそれぞれ手をやると、精液だか先走りだか判らない大量の液体でどこもかしこも濡れそぼっていた。

「すごい…せんぱい、何人とヤった、の?」
「ぅ、るせ…っ、さわ、な…ッ」

 悔しげに眉を寄せる渉。けれど紅潮した頬と蕩けた目が、雄を煽る。

「前も後ろもぐちゃぐちゃ…ほら…いっぱい、出てくる」

 指2本で秘孔を広げてやると、どろどろっ、と大量の精液が溢れて、渉の腿に伝い落ちる。

「ッん! ふ、ぁ…っ」
「…せんぱい、精液でも感じちゃう、の?」

 内腿が性感帯である渉にとって、そして全身を開発されきった今は、それだけの刺激でもつらいのだろう。性器がぴくぴくと動いた。

「そ、なわけ…っ、ぁ、ぁ、」

 けれど彼は、あくまで強気で冴を睨もうとする。振り向こうとする渉の耳を舐めて、冴は少しだけ微笑んだ。

「もっと触って欲しい、ってこと?」
「ち、ちが…ッ! ぁ! ぁ、や、やめ…っ!」
「…せんぱいが、素直になるまで、やってあげる」
「ばッ! ぁ、あ! や、やめろ…っ!」

 本当に渉が気持ちいいと言うまで、冴は中指で秘孔から精液を掻き出し、他の指で内腿にこぼれた精液を掻き混ぜ続けた。

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