イラスト

オマケSS


 

***
 するりと、肌を撫でるようにしてシャツを脱がされる。
 俺は極力後藤の顔を見ないようにして、唇を引き結ぶ。けれど後藤は楽しそうだ。

「いつもみたいに、駄目だって言わないの? 先生」

 後藤の逆の手は、俺のスラックスの上から股間を撫で回している。
 たったそれだけですらひくん、と肩が跳ねてしまう自分が悔しくて、涙が浮いた。

「っ、さっさと、しろよ…」

 早く終れ。心からそう願って俺が言うと、後藤はにやりと笑って舌を出した。

「積極的ぃ。先生おっぱいもビンビンだもんね?」
「ッ?!」

 言われて見れば、確かにぷくりと俺の乳首は勃ち上がってしまっている。かあ、と顔に熱が昇る。

「ねぇ先生、期待してる? 俺におっぱい舐めて欲しい?」
「な、わけ…っ」

 これは寒いからだ、きっとそうだ、絶対そうだ。
 必死で自分に言い訳する俺の顔を、「ふぅん?」にやにやと笑みを浮かべたまま後藤は眺め、そして、

 ちゅぷっ、ちゅぅうっ
「ふぁっ、」

 突然乳首に吸い付かれて、俺の躯は面白いくらいに跳ねた。

「じゃあ今日はおっぱいだけにしてあげる」
「ぅぁ、や、ぁ、あぅん…っ」

 結局、乳首だけで済まなかったことは、言うまでもない。

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