イラスト オマケSS *** するりと、肌を撫でるようにしてシャツを脱がされる。 俺は極力後藤の顔を見ないようにして、唇を引き結ぶ。けれど後藤は楽しそうだ。 「いつもみたいに、駄目だって言わないの? 先生」 後藤の逆の手は、俺のスラックスの上から股間を撫で回している。 たったそれだけですらひくん、と肩が跳ねてしまう自分が悔しくて、涙が浮いた。 「っ、さっさと、しろよ…」 早く終れ。心からそう願って俺が言うと、後藤はにやりと笑って舌を出した。 「積極的ぃ。先生おっぱいもビンビンだもんね?」 「ッ?!」 言われて見れば、確かにぷくりと俺の乳首は勃ち上がってしまっている。かあ、と顔に熱が昇る。 「ねぇ先生、期待してる? 俺におっぱい舐めて欲しい?」 「な、わけ…っ」 これは寒いからだ、きっとそうだ、絶対そうだ。 必死で自分に言い訳する俺の顔を、「ふぅん?」にやにやと笑みを浮かべたまま後藤は眺め、そして、 ちゅぷっ、ちゅぅうっ 「ふぁっ、」 突然乳首に吸い付かれて、俺の躯は面白いくらいに跳ねた。 「じゃあ今日はおっぱいだけにしてあげる」 「ぅぁ、や、ぁ、あぅん…っ」 結局、乳首だけで済まなかったことは、言うまでもない。 [*前] | [次#] /55 『頂き物』へ / >>TOP |