WHILE

08



 ちゅる…ちゅく、じゅるじゅるっ、

「ひゃああっ…」

 花芯から双球、蕾まで丁寧に舐め回しながら、晶はもう一度訊く。

「ねえ先輩、なんで?」
「はぁ、ん…っ、ん、ゃ、ぁ…っ、ッな、なんとなく…っ、さっきの、子、見て…っ」
「霙?」
「ぁ、きらく…っ、が、…あ、ぁっ」

 「俺?」晶は更に首を捻る。霙と、自分自身。それと、さっきの質問。

──もしかして。

 霙と俺が喋ってるのを見ただけで、その関係に、疑問を持ったということだろうか? つまりそれは、やきもちを焼いたと、そういうことではないのか。


「〜〜っ!」


 そう思うとかあっと身体中の体温が上がって、下半身を攻められて喘ぐ隼人が、どうしようもなく愛しくなる。
 いや、ずっと愛しいのだが、更に愛しいと、欲しいと思う気持ちが強くなった。

「大丈夫、先輩っ、心配しないで! 俺には先輩だけだから!」
「ぇっあっあっ! あぁああッ!」

 隼人の蕾に指を潜らせ、内壁を掻き回す。隼人はこれに弱くて、ビクビクと内腿を震わせて快楽に泣いた。
 晶と付き合い、晶と何度も交わることで、隼人の躯はだいぶいやらしく開発されたように思う。

 熱く絡みついてくるような内壁の感触を確かに楽しんではいたのだが、晶はすぐに限界になった。

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