WHILE

07



「え? え? 俺以外に、先輩の相手になりそうな、ってことですか?」
「えっ?! ち、違うよっ! あの、その、僕らみたいな、関係の子達って、いるの、かな、って…」

 すぐさま否定してもらって、もらえて、晶はほっと息を吐いた。とりあえず隼人は今、自分以外の相手を探しているわけではないらしい。

 着々と手を動かしながら、晶は首を捻る。

「んー…居たかな…? 俺はすっごいオープンだから、他にもそういう奴がいたら、多分噂のひとつでも耳に入ると思うんですけど。はい先輩、ちょっと腰浮かして」
「そ、そっか…っ」

 会話の最中でもどんどん脱がされていくことに顔を真っ赤にしながら、隼人は素直に従う。
 その様子に、可愛いなぁと最早末期な晶は思う。

 下着ごとズボンを脱がされた隼人は、わたわたと布団をかき寄せようとするのだが、晶はその手をそっと掴んだ。そのまま隼人の脚の間に下りて、まだ小さい花芯をぱくりと口に咥えた。
 びくんッ、と隼人の背が反る。

「ふぁっ、ゃ、晶く…っ、いきなり、そんな、汚いっ…」
「ねえ先輩。さっきの、なんでそんなこと知りたかったんですか?」

 ねっとりと先端や皮に舌を這わせながら問う。けれど当然のように隼人は快感に翻弄されて、ろくな返答が出来ない。

「ぁあっ、や、だめ、晶くん…っ」


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