22/09/19 01:19
 不意に書きたくなった時間停止モノ。
 いいよね。
 根暗陰気×ヤンキー。




 時代錯誤な所謂『ヤンキー』なんてほとんど居ないと思ってたのに、高校に入ったら居た。
 嘘だろって思う程のド金髪に着崩した学ラン。舎弟が周りをうろちょろしてて、けど校内でイジメとかそういう事はしない。
 校外でヤンキー同士で戦ってるらしい。意味が分からない。僕とは生きる世界が違う。

 なのに、僕は彼を好きになってしまった。
 別になにかしてもらったわけじゃない。助けてもらったり、庇われたりなんて美談はない。
 僕の事は、彼は『無いもの』としている。
 だけど仕方ない。
 彼の思ったより綺麗な顔が好きだし、自然と鍛えられた躯が好きだし、犯したいし調教したいと思ってしまったんだから。
 そして、それが出来るアプリを手に入れてしまったんだから。

 任意の時間、自分以外のすべての時を止められるアプリ。
 もちろん嘘臭いから色々試したけど、本物だった。
 だから僕はそれを使った。授業中に時を止めて、つまらなそうに窓の外を見ている彼の服を脱がせて、慎ましい乳首を触ったのが最初だった。
 不思議なことに、弄くり回していると時は止まってるのにぷくっと勃って色付くのが可愛くて、僕は何度も弄って、舐めて、吸った。
 服を戻してアプリを解除すると、「っ、…?」ぴくぴくんっ、と彼の躯が跳ねる。
 どうやら時が止まっている間の感覚は溜め込まれてて、解除と同時に一気に襲って来るみたいだった。
 そうなれば当然、色んな彼の困惑する顔が見たくて。
 彼がひとりでトイレの小便器前で用を足した後、僕は時を止めてそのおちんちんを扱き上げた。
 鈴口もグリグリ指先で虐めて、初めておちんちんを舐めるなんて事もした。先っぽを舐めて、先端をぢゅうぢゅう吸った。おちんちんは赤く勃起したけど、我慢汁や精液は出なかった。
 いつも通りの顔でおちんちんを勃起させてる彼の無様な姿を何枚も写真に収めた。
 それからトイレの用具入れに隠れて、アプリを解除。
「ッぁ…っ!? ぁっぁ…っ…!」
 ガクガクッ! と躯を震わせた彼が、赤い顔でいきなり小便器に向けて射精した。
 それはもう、強烈な勢いで。
「なっ…? ぁッ? …っ?」
 小便器にしがみつくみたいにかくかく膝を震わせてる彼の姿があんまりかわいくて、僕はすっかりこの悪戯に夢中になった。

 ある時は彼らヤンキーが殴り合いをしている最中に時を止めて、相手側のおちんちんを丁寧にイボグローブで扱いて、剥き出しにしたまま、彼の前に配置した。
 解除と共に彼は色んな男の精液をぶっ掛けられ、相手は相手で彼にいきなりイき顔を見られて退散していった。
 これでいい。彼の躯に傷をつけるなんてあってらならない。

 そうしながら、僕は彼を尾行して家を突き止め、彼の部屋の合鍵を使って監視カメラを仕掛けつつ、いつでも自室の彼を好き放題した。
 寛いで雑誌を読んでる彼のおしりの孔を舐め回して、解除した後、急なおしりの違和感に悶える彼を画面で確認したり。
 指や玩具でたっぷりおしりの孔をほぐしながらおちんちんを可愛がる事で、解除時にア○ルとペ○スの刺激が一気に来て、開発を急速に進めたり。
 最終的にはもちろん、たっぷり時間を掛けて僕のおちんちんを彼のおしりの孔に咥えさせてあげた。
 前立腺もゴリゴリゴリゴリ、2時間くらい潰しまくったから、解除後の彼の悶えようは凄かった。
「ひう゛!? ぁひッあッあ゛ぁッッ! ゃ、あぁあッ! ん゛ぅ…っ! ッふ、っく、く、ぅう…っ!」
 舎弟を何人も引き連れてる彼が、喘ぎ泣きながら強過ぎる快感にベットシーツに精液を撒き散らし、それどころか何度も腰を跳ねさせて空イきしてる姿は何度僕のオカズになったか知らない。

 ここまで来れば、最後は簡単だ。
 いつも通り時を止めて彼を犯し、しっかり僕の形になった彼のおしりの奥の肉をたっぷり楽しんだ後。
 僕は鍵を離れた場所置いて、自分で嵌めた手錠を彼のベッド柵に通して──彼に騎乗位を取らせてから、枕の下に忍ばせたアプリを解除した。
「ッん!? ぁッあ゛!? ぁっやっ、なッな!?」
「ぁっ締まる…っ、そ、そんな激しく腰振らないで、三枝く…っ」
「ッぁ、あっ…! て、メ、な、んでぇ…っ!」
 僕の胸に向けてビュッビュッと精液を散らし、泣きながら腰を振りたくっている。
 こんな反応のある彼とのえっちは初めてだ。僕も興奮して、これまでは必死に避けていたナカ出しへの欲求が抑えられない。
「なんでって…っ、三枝君が、僕をここに…っあっ、あ、ダメ、そんな…っ気持ちぃ…っ!」
「ッや、ぁあ…っ!」
 もちろん初めてだろう騎乗位に、腰を上げて逃げる事すら出来ず、彼は僕の精液をたっぷり開発されて熟れ切った襞の凹凸に呑み込んだ。
 混乱している彼でも、手錠で自室のベッドに繋がれた僕が加害者だとは思いもよらないだろう。
「ど…どうしたの…? 三枝君…い、いつも君が僕を連れ込んで、こういう事、するのに…」
「…い、いつも…? お、俺が…?」
「ぼ、僕が三枝君を襲えるわけないでしょ…?」
 僕のひ弱な手首にはしっかり真っ赤な痕がついている。
 真っ青になる彼の表情さえ、愛おしい。

 次はもっと際どい事をして彼の躯を調教しようか。
 玩具を挿れたまま解除するとか、たっぷりナカ出しした後に解除するとか。吸引して時が止まる前と後とで明らかにおっぱいに仕立て上げられた乳首を目の当たりにさせてるのも楽しそうだ。

「ね、ねぇ、…良ければ手錠、外してくれない?」
 被害者ぶって、僕は言った。
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