16/10/01 01:30
 どんなものかしらと。
 書いてみたのですが。
 受けからしたら『S字結腸に入ってるぅう』なんて判んないだろうし、…難しいですね!
 設定はローパー×ハンター(元ネタ)。





「は…はぁ…はぁ…っ」

 何度犯されただろう。体力は尽きて、もう抵抗する力もない。
 抵抗したところで、力では敵わない。それは最初から判っていたけれど。

 周囲の男達はにやにやと下卑た笑みを浮かべて、俺を見下ろす。
「エっロ…」

「『ハイエナ』、どうだ?」
 俺の蔑称を呼んで、最初の男が俺の躯を起こす。俺は辛うじてその顔を睨んだ。

「…るせ…」
「散々犯されてヨガり倒したくせに。お前自分が何回イったか判ってるか?」
「…クソ野郎…、っ?」

 罵倒してやろうと口を開いた途端、左右から抱え上げられて、ブーツしか残っていない素っ裸の躯を荷物でも運ぶように持ち上げられた。
 「なっ、おいどこへ…!」暴れようにも、躯に力が入らない。
 うろたえる俺に構わず、男達は草むらを掻き分けて奥へと進んだ。

「なんでわざわざモンスターの湧くフィールドの近くで青姦してやったと思ってんだよ。最後の仕上げに、お前に極上の快感を与えてやるよ、『ハイエナ』」
「お、居た居た」
「っ!」

 男達の声に釣られるようにしてそちらを見て、戦慄した。
 そこに居たのは、肉植物(ローパー)。それも、今は繁殖期だ。ただでさえぶよぶよと名の通り肉のような感触の触手が、全体から分泌される粘液によってぬらぬら光っている。
 先程まで男達に散々嬲られ好きに弄ばれた身としては、つい身構えてしまう。

「肉植物の受精はな、生殖器のより狭くなったとこで行われるらしいぞ。良かったな『ハイエナ』、俺達に犯されて拡がったお前のケツの、更に奥まで開発してもらえるんじゃないか?」
「っふざけ…! ッぁ、や、やめ…!」

 男達の手によって、肉植物の触手がヌルヌルと秘孔に擦りつけられる。生殖器と勘違いした目のない生物は、ゆっくりと俺の躯へ犯し這入って来た。

「ぅあ、ぁあ、あ…っ!」

 ずりゅ、ずりゅ、とナカを擦り上げて、緩慢に、けれど確かに奥まで進んでくる。
 覚え込まされた快楽に悶えていたのは途中まで。
 次第に体内をあまりに深く圧迫されるため、息が弾んで腹が苦しくなってきた。
 その頃には既に男達の手は離され、全身に絡みついた触手が俺の性器や乳首にも群がって間断なく刺激していたが、それでも内臓を迫り上げるような圧迫感は無視できるものではない。

「っむ、り…ッ、ぁ、ア、っは、腹、も、入んな…っひィんッ!」

 ぐちゅぐちゅと音を立てて、何度も何度も更なる侵入を試みようと、肉植物が俺を犯し続ける。途中で奥のイイトコロを押し潰すものだから、躯が勝手に跳ねる。
 それを周囲の男達がにやにやしながら観察しているものだから、頭の中は真っ白だ。

「エッロい顔…」
「やべ、また勃ってきた…」

 初めて犯されたときの恐怖に似ている。
 最初はイイトコロに触れるのも先端だったのに、今では既に触手の側面──それだけ奥を犯されている。

「ぁ、ァ、ぁ…っゃ、やだ、も、もぉ…っ」
 ず、ぐぐぐぐ…っ
「ッひ、ァ…っ、ぁ、ぁ、まだ、奥…っ、ゃ、むり、もう無理…っ」
 ぢゅぷぷ…っ、ず、ず、ず…っ
「ふ、か…ッ、腹、いっぱ…っだ、め…ッ」

 生理的な涙が浮いて、零れる。
 男達では触れることもできないほど奥に『他者』の存在を感じたとき、それをきゅうきゅうと体内で包み込み締め付けているのを感じてしまったとき、

「ぁッ…は…!」

 全身を支配されるかのような、制御不能の甘美な痺れが走った。
 開きっぱなしの唇からは唾液が零れ、全身が小刻みに震える。
 イくときの突き抜けるような快感ではなく、イイトコロを擦られたときのような叩き付けるような快楽でもない。
 最奥をじわじわと拡げられ躯の中心を蹂躙される、抗えない感触に、秘孔のヒクつきが止まらない。

 ずちゅう…っ、ぐちゅ…っ、
「ひぁ…っ、ぁ、っふ…! ぁ、あ…! ぁ…!」

 言葉なんて出ない。
 甘い痺れに腹の奥は悦び濡れた音を立て、下半身はされるがまま──俺は気付いてすらいなかったが、完勃ちの性器からはまるで泉のように止め処なく精液を漏らしていた。

 ずちゅっ、ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ!
「ぁ…っぃや…! ぁ、っひ、ぃ…! ぁあ、あぁあッ…!」

 狭い奥をじっくり擦り上げていた触手の動きが、俺の体内の締め付けに気でも良くしたように更に早くなる。目の前に火花が散って、躯の奥から改造されるみたいな快感に、思考は融けた。
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