16/03/05 21:07
 なんだか、とても。
 書きたくなって。(目逸らし)
 近親相姦、救いない感じですので苦手な方は注意。


 



 母さんが、亡くなった。
 突然のことだった。病気だった。
 母さんは、俺達の家を支えてくれていたんだって、居なくなってようやく気付いた馬鹿な俺。
 父さんも、まだまだ小さい弟の宏次(ひろつぎ)も、みんな母さんに依存してたんだって。

 母さんの葬式が終ってたった2日で、まずは宏次が壊れた。
「ままぁ、おやすみのちゅーしてぇ」
「は? いや、ひろ、母さんは──」
「ちゅーしてぇ!」
 いやいやと我侭を言う姿はよく見たものだったけど。
 強烈な違和感は、『ママ』と呼ばれているのが俺だと言うことと。
 宏次はもう来年から小学校だということ。
(…いや、)
 でも、きっと一時的な退行だろう。それだけ、母さんの死がショックだったんだ。
 仕方がないから、俺はぐずる宏次の額にちゅっとキスをした。

 そんな夜を繰り返していたら、父さんも、壊れた。
「おいで、マユミ──」
「と、父さん…俺だよ、宗一(そういち)だよ、母さんじゃないよ…」
 俺の顔は確かに、昔から母さんにそっくりだった。
 でも、どんなに頑張ったって、母さんにはなれない。
 父さんのパートナーにも、宏次の母親にもなれない。だって俺は息子で兄で、つまり男だ。
 けど、壊れた父さんも宏次も、俺の性別になんかこだわりはないみたいだった。
「いいから、おいで」
「ゃ! やだ…っ」
 父さんは俺を抱き寄せると、嫌がる俺に構わずキスをした。優しいキス。でも駄目だ、きもちわるい。
 のに、父さんは俺の口の中にヌルヌル舌を挿れてきて、俺の舌をぢゅるぢゅる吸い上げた。父さんの手が、俺のTシャツの中に潜り込んできて、腹を撫でて無い胸を揉んで、乳首をクリクリ抓んでは弾いた。
「いや…父さん…父さん、やめて…」
 震えながらも強く出られなかったのは、やっぱり父さんも傷ついているんだろうと思ったから。
 もっと、もっと強く拒否しなくちゃいけなかったんだ。
 でも、できなかった。
「ああ、マユミのクリ○リス、こんなに大きくなっちゃったのか? こうして、クリクリされるの好きだったろう?」
「んんんん…っち、ちが、父さん…っ、俺、女じゃないよ…ッ」
 指先で、本当にクリ○リスをプルプル弾くみたいな指使いで、勃たない亀頭を弾かれる。それは確かに躯をゾクゾクさせて、俺のち○こは少しずつ硬くなってしまう。
「ああ、濡れてきたね…ほら、おま○こまでヌルヌル…」
「ち! 違うよ父さん、そこっ…!」
 俺にま○こなんてあるはずないから、実の父親によって俺の先走りを塗り拡げられてるのはもちろん、俺のア○ルだ。
「舐めるよ、マユミ…」
「やだ…っ、ヤダヤダ父さんやだやめて…ッ! っん──!」

 ペチャペチャペチャペチャ、
 ヂュるぢゅるぢゅるぢゅるぢゅるぢゅるるるッ、

 舐められてる。
 父親に、ア○ル舐め回されて吸い尽くされてる。
 嫌だ。
 だめなのに、母さんにも、父さんにもだめなのに。
 初めての感覚に俺の腰は揺れて、羞恥に先走りが止まらなくて、頭ン中、グチャグチャ。
「マユミ──」
「ぱぱ、まま!」
 夫婦の寝室で、股を開かされて、ア○ルを父親に舐め尽くされているところへ、幼い弟が乱入する。
「ひっ宏次! だめ、見ちゃだめ──」
「ああ、宏次。おいで、久し振りにママのおっぱい吸いたいだろ?」
「え、」
「ぱい、飲む!」
 慌てる俺に構わず、父さんは俺をベッドに押し倒し、腿を押し上げてア○ルを舐め続けながら、俺のTシャツをたくし上げた。宏次は俺に馬乗りになって、つんと勃った乳首にぱくんと食いついた。
「んぅう…っ」

 ちゅ、ちゅ、ちゅっちゅっちゅっ、
 れろ、レロレロレロレロ…っ

「〜〜っや、やだぁあっ!」
「マユミ、ほら、おま○こヒクヒクしてる…クリ○リスもこんなに硬くして…触って欲しいんだろう?」
 乳首を弟に吸われ舐められ噛まれて弄られまくって、父親にち○こ扱かれア○ルにぢゅぷぢゅぷ舌を挿入され舐め回され、次第にそこに、指までゆっくりと這入ってきた。
 異物がナカの粘膜を擦る。
 色んなところから聞こえる濡れた音が、俺の思考を犯す。

 ぺちゃぺちゃ、クチュクチュ、
 ぬちゅぬちゅ、ちゅぷ…っチュク、ぬち、ぬちぬちぬち、

「だ、め…っとお、さ…っ、ひろ、ひろ…ッ」
 母さん、ごめん。
 俺は、胸に弟を乗せて乳首を吸われているその上に覆いかぶさられるようにして、父親によってア○ルにずっぷりとち○こを突っ込まれ、そしてたっぷりとナカに出されて。
 そして意識を喪った。



「…おやすみ、そういち」  
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