皆を、巻き込んだ。
これで後戻りは出来なくなった。



「そう…、これで良いんだ」



最後に見た、円堂の瞳は必死にボールを睨んでいた所だった。

俺が別れを告げた時、あいつは
どんな顔、してたのかな…。



確認する術はもう何処にも無い。



「強くなれば、また会える、堂々と」









憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い………悔しいよ。

今、隣にいれないことが。
例えそれが自分で選んだ道だとしても。

悔しい。
悔しいんだ。



もう、負けない。
絶対に負けたりしない。

ジェネシスに、
………鬼道達にも。

勝ってみせるさ、"俺"自身を賭けて。


円堂は渡さない。




募る雪辱と憎しみ

悔しさを力に








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