★中世？パロ「淫魔」�C

左近＋α












(コンコン)


「夜分に失礼しますよ」

「はい、どちら様ですか？」

「お邪魔しております、私は島左近と言うものです」

「！何時の間に部屋に？まさか…」

「もうお分かりかと思いますが、私も淫魔です。あんたの正気をいただきに参りました」

「ひゃっ…」

「この間はうちの殿がお世話になりました。殿の汚名を返上すべく、早々に取り掛からせていただきますよ」

「や、あれは、清正さんが…！」

「理由はどうであれ、何人もの同胞がしくじったとなれば淫魔の名折れ。私は今までの連中より優しくできませんよ？」

「いっ痛い！や、どいて…！」

「動かない方がいい。こんな細い手首簡単にへし折れる」

「(今度こそ、本当にやばい…！)」

「さあ此方を向いて口を開けて。抵抗しなければすぐ済みますから」

「ふ、あ」


(バーン)


「やああお姫様…そろそろ適当な連中に飽き飽きしてたろ？待たせたな…俺があんたの身体をぶち抜いてやるぜ…」

「……」

「……これは孫市殿、とても良い時にお出でで」

「げっ！何だよ野郎が一緒かよ！しかも島左近、あの三成のお付きか」

「…どちら様でしょうか」

「あれは放っておいて、私に集中して欲しいんですがね」

「や、ふ、太もも撫でないで下さい！」

「おいおい、俺が来てるのに何勝手にお姫様を手篭めにしようとしてんだ？俺の特大のピストルがあんたの蜜壺をぶち抜くぜ」

「左近さん、何で耳塞ぐんですか？」

「あんたの耳に入れるには酷過ぎる。」

「そこをどきな島左近、お姫様は俺に相応しいと思うぜ？」

「はあ…あんた相当の悪運の持ち主だ。出直します。孫市殿此方へ」

「ちょ、何しやがる！俺はまだ一言もお姫様と話してな…」(ぽいっ)

「あ、窓から投げられた」

「ぎゃああああああっ」

「また来ましょう、お嬢さん」

「…苦労が絶えなさそうな方だなあ」

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