鈍感な彼のセリフ4

ブチャラティ

「見て!トリッシュに髪の毛巻いてもらったの!可愛い?」

「・・・派手」

「いいんじゃないですか」

「うっわー!ぐるぐるだな!」

「おい!ジョルノ!何でお前お菓子を4つずつ配るんだよ!3か5にしろ!」

「僕は全員平等になるよう配ったのですが・・・」

「派手とかアバッキオに言われたくないしフーゴ私の事見てないよね?ナランチャ、ぐるぐるじゃなくてふわふわって言って。残り二人、無視すんなボケェ」

「つーかイマイチ何が変わったのかわかんねぇ」

「アバッキオも巻いてみたらわかるようになるよ。私が巻いてあげる」

「やめろ、寄るな触るな」

「はい、あなたの分のお菓子です。髪の毛、可愛いですよ」

「ジョルノ・・・!やっぱジョルノは天使!」

「なぁなぁ!髪触らして!ぐるぐる!」

「ダメー!せっかくセットしてもらったんだもん!ナランチャぐちゃぐちゃにするでしょ!」

「しないってばぁー」

「やだー。ブチャラティにも見てもらうんだもん!」

「どうしたんだ?」

「あ、ブチャラティ!」

「ん?何だ、髪型変えたのか?」

「う、うん!トリッシュにやってもらって・・・今日だけだけど」

「そうなのか。じゃあ目に焼き付けておかないとな。すごく可愛いから」

「えっ・・・!」

「あっ!ブチャラティは髪触っていいのかよ!俺も俺もー!」

「悪い、ふわふわしてるからつい」

「あ、うん、大丈夫・・・」

「熱でもあるのか?」

「な、ないよ!ない!」

「そうか?じゃあ・・・」


何で赤くなるんだ?


(後ろで皆の笑う声がした)


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お題は確かに恋だった様から
お借りしました

2014/05 宙


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