おまけ
「やっぱりなー」
「あ?」
振り向いたキッドとキラーが見たのは、少し眉間にシワを寄せながらも妙に笑みを浮かべたローだった。
「誰の仕業か分かった」
「マジかよ!どこのどいつだったんだ!?」
「キャスだ」
「なんだよ!あのチビの帽子か!」
「酷いなキッド…」
ローが予想していた通り、後輩のキャスケットが種明かしのメールを送ってきたのだった。
キャスケットは今日の昼間、ローが見ていないうちにそっと携帯を拝借し着メロを変更した後、こっそりローの声を録音し、悪戯したらしい。
「あいつ…明日ぶっ飛ばしてやる…!」
キッドがぎりぎりと拳に力を込める。
しかし、
「まぁ待てユースタス屋。
俺の携帯が勝手に弄られたんだ。俺が明日…楽しませてやるよ…ふふっ」
いつもより数倍怪しい笑みを見せたローに、キッドとキラーは心の中でキャスケットに手を合わせたのだった。
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ちゃっかりオマケも頂いてきちゃいましたww
寛大な玄斗様に感謝です!!
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