本日和
2012/07/03 03:03



買いました。
いやぁ…やっとこさ僧正殺人事件を読み終わりました。メッタメタに疲れましたが面白かった。

あと……誰か知ってらっしゃる方はいるかな?
「インディアン・サマー騒動記」が面白いです。

一応、日常ミステリーで大学生が主人公です。
中は短編集のような感じ。最後の数話は繋がってますが。
特に派手な捜索劇も何もないっちゃないんですが。まったり読めるので好きです。
この作者の次回作を心待ちにしてるんですが、この本が出てからというもの新作の情報が全くないんですよね……。
もう書かないのかなぁ…好きなのに。

じめじめした雨の日に是非。
機会があれば手に取ってみてください。


そしてゴリゴリのミステリー好きさんは是非、ヴァン・ダインを(笑)。
いや、もしかしてもう読んでたりしますか?

テレビとかでよく見るミステリーやサスペンスって、決定的な証拠が出たのに私達には見せないで「これは!!」とか「そうかァ〜。こういうだったのか〜」とかありますよね。いやいや何があったんだァ!?って。一人で閃いて一人で解決して。あと探偵が逸脱した能力持ってたり。
それはそれで面白ければいいんですが。

その点、僧正殺人事件は証拠証言が一切隠されない。情報は常に探偵ヴァンスと対等なので、私達読者にも推理の余地があります。私は考えてみたところでちんぷんかんぷんでしたが。

で、「どうせこの人犯人なんだろー?」と思ってても、ところがどっこい最後は度肝抜かれます。
これは絶対に最後まで読んでほしい!!

ヴァンスも万能という感じの人でもないんで、ちょいちょい整理して話してはくれますが事件終盤になるまで私達と同じように考えっぱなしです。
ただ、やっぱり最後はうおおおお!!やられた!!ヴァンス凄い!!ってなります。



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