いつか、かみさまが愛したから
できそこないの人生観
君の亜麻色の髪を撫でて 僕は群青を夢に見る
いけないこどもたち
俯いて空を見る
誰も愛さないのが正しいこと
ネオンに泳ぐ人魚たち
君の横顔は涙の匂いがした
純白の一等星
きっと手を繋ぐためにふたりでいる
この恋を知りたくて
傷つけあうのも上手にできない
残り香と最終列車
夜に塞ぐあなたの声を
鏡張りの宇宙
あの春に溶けてしまいたい
ひとりぼっちの恋愛論者
美しい人間のふり
忘れちゃうくらいの約束でいいよ
星と踊れば
大人が見る夢の終わり
きらめいて 生き終えるまで
愛してくれたしあわせがある
だから世界にさよならしよう
ひびわれた地球のすみっこで 人類最後の恋をする
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