尊くだめなひと
弱く抱いて夜を閉じる
やさしく秘めて
幻を掬う腕
ただしさを知るきみはいらない
なんでもない日曜日の朝に微笑むあなたの隣で目を覚ます、そんなふうに幸せを知りたかった
内緒話がいっとう可愛い
今夜かぞえる羊の名前
花にちかいいきもの
月を拾う、ひなたにて
天使を食べても飛べないでしょう
オリオンに棲むあの子
拙いゆめを肌に綴る
くちびるが春を恋う
添う髪は星のかおり
この狭い夜、かみさまは君だ
きみにとってわたしとの100回のキスより価値のある言葉が世界にはたくさんあるんだろう
甘ったるいうそつき
その心音に夢をみる
この恋を正せない
寝癖、鼻歌、朝焼けの色
たまらなく幸せになって、
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