みずうみのくじら
もうここにない夏に泣く
しあわせごろし
無垢に冷たい大人たち
キスは救わない
かみさまのおきて
後ろ姿ばかり見慣れていくこの恋に
正しさなんてひとつも見つけられないのに
春のなかで生きていたい
アトリアの花園
あなたとしずかに眠る夜
古ぼけてゆく淋しさのせいだ
さざめいて、群星
愛なら優しく終わってよ
ごめんねなんかじゃ離したくないよ
言い訳とひとり遊び
朝、目が覚めて虚しさに泣いてもいいの
群青の花のあと
真昼の歪みに秘めて
君より優しく触れたいのに
重ねてゆらぐ星をなぞる
やるせない夜の居場所
淋しいひとほど、よく笑うね
呼ばない、呼ばない、もう呼べない
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