この人が私の彼氏、高橋くんです。とってもかっこいいでしょう?私の自慢な彼氏なの。運動も出来て頭もいいんだよ。一番得意なスポーツはサッカーで、部活もサッカーなんだ!サッカーしてる高橋くんはとってもかっこよくて、見てるだけでもドキドキしちゃうんだ。

好きなものは甘いもの。男の人にしては珍しいと思うんだけど、どう思う?でも私は可愛くていいと思うんだ。この前、私がクッキーを作ってプレゼントしたらとっても喜んでくれてね、その姿がとっても可愛かったの。

え?なあに?それは人間じゃない?
………なに馬鹿なこと言ってるの?この人は、高橋くんで、私の、彼氏なんだから。


高橋くん?どうしたの?
俺と一緒にいて楽しいの?って?
そんなの当たり前に決まってるでしょっ!だって、私は、高橋くんといれるだけで幸せで幸せで仕方ないんだから。


え、泣いてる?私が?
あれ、ホントだ…。
あれ、どこに行ったの高橋くん、見えない、見えないよ、どこ!?

高橋くん、高橋くん、私から離れて行かないでよ、私を一人にしないでよ、高橋、く、ん!


「置いて、行かないでぇ…」


それはの真似事
(それは酷く哀しくて、歪なもので)
(でも、だからこそ、とても美しいのです。)





同工異曲に提出



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -