バレンタイン座談会
「第四回拍手企画、今回のパーソナリティーは……お馴染み獄寺隼人です!!さぁ、前回は十代目他がゲストとして登場しましたが今回は誰なのでしょうか。どーぞー!」
「はーい!REBORN!公式ヒロイン笹川京子です!」


ゲスト、笹川京子


「……意外だな。アネキかアホ女が来るのかと。」
「ふふふ、ビアンキさんだったら最後獄寺くんの腹痛endかポイズンクッキンングendが見えてるでしょ?」
「まぁな、その点は命拾いしたが。」
「管理人は獄ハルくらいなら獄京の方が良いらしいからハルちゃんではなく私が抜擢されました。」
「えっ、俺とお前そーゆー関係なの!?仮にも夢小説サイトなのに!」
「ふふふ、まさか。私は原作通りツナくんのことが…その……。」
「……お前もっと大胆にしないと十代目は謙虚な方だからなかなか告白してくれねーぞ。」
「うぅ、第一話に戻ってちゃんとツナくんの告白の返事をしたいくらいだよ、冗談じゃなかったなんて…!」
「第一話で告白してたのか十代目!……知らなかった。でもその後家庭科の調理実習で俺と野球バカがお前のおにぎり食おうとしたら物凄い勢いで奪っていったじゃねぇか、男らしいぜ十代目…!!」
「えぇ…?アレはそーゆーんじゃないと思うんだけどなぁ。」
「…鈍すぎだろ。」
「私は鈍くないよ?」
「まぁテメーのアニキがパッパラパーだから仕方ないか。」
「ふふ、もー獄寺くんってば。」

(…もしや俺が冗談でパッパラパーだと言ってると思ってるのだろうか、それとも芝生がパッパラパーではないと本気で思ってるのか?鈍い通り越して節穴じゃねーか。ーーなんて笹川は十代目の恋慕う人だから口には出さないが。)

「…は!もしや今回の座談会のテーマは"十代目のすばらしい所"について語り合うのか!?中々分かるやつじゃねーか見直したぜ!!」
「あ、……忘れてた。今回の座談会のテーマは"バレンタイン"だよ!」


『拍手企画04:バレンタイン座談会』


「……なんだバレンタインか。」
「拍手更新日(2月13日)に合わせてみました!」
「いいか?バレンタインってやつは所詮菓子会社の陰謀に過ぎないんだぜ?なのに日本中で浮き足だちやがってバカかってんだ。」
「リア充爆発しろ!とでも言いそうな勢いだね。獄寺くんはチョコレートたくさん貰えるんだからいいじゃない。」
「あんなのめんどくせーだけだ。」
「本編でのバレンタインシーズンは獄寺くん絶対浮き足立つと思うよ?夢主大好きっぷりがスゴいってよくコメント来るし。」
「う、うっせ!今はアイツは関係ないんだよ!!大体バレンタインについて俺と何を語り合う気だよ、そーゆーのは女とかチョコレート好きの骸に聞けばいいじゃねーか。」
「ううん、獄寺くんじゃないとダメなの……、ツナくんの右腕である獄寺くんじゃないと!」
「!!、さ、笹川…!!」
「お話聞いてくれるかな?」
「あぁ、十代目に免じて喜んで聞いてやろう!!」

(獄寺くん…チョロすぎるよ、日本語がめちゃめちゃになるくらい嬉しかったんだね。)

「そもそもツナくんは…チョコレート好きなのかな?」
「そのはずだが。」
「裏付けは?」
「裏付け!?」
「ポテトチップスを食べるシーンはあってもチョコレートを食べるシーンなんてなかったよ。」
「……それでも好きだ!つーかな、男は好きなやつから貰うものなら嫌いなものでもなんでも嬉しいんだよ。」
「私とツナくんの話だよ?」
「だから……――、まぁとにかくチョコレートは問題ねぇ。五巻でもチョコレートを心待ちにしてらっしゃったしな。」
「じゃあどんなのがいいかな?トリュフ、ケーキ、チョコレートフォンデュ、クッキー…何をあげれば良いんだろ?」
「手作りならなんでもよし。」
「真面目に答えてよー」
「そんなこと言われてもな…、十代目はなんでも喜ぶぞ?」
「それでも!」

「まぁ、手が込んでる方が嬉しいんじゃねーか?」
「ふむふむ、」
「大量生産じゃないですよーって分かるような。」
「じゃあカットケーキとクッキーはダメね、トリュフとフォンデュも……あれ、じゃぁホールをあげるしか…!」
「ワンホールは困る。せめてちっこいのじゃないと。」
「どうしよう…。」
「それなりに手が込んでて量があればいいんじゃねーか?手紙いれるとかよ。」
「手紙なんて恥ずかしいよぉ」
「チョコレート渡すんだから同じだろ。」
「手紙は形に残るじゃない。」
「じゃあチョコペンで書けば?」
「もっと恥ずかしいよ!」
「じゃーどーしろっつーんだよ!!」


つくづく女心は理解不能、と再認識する獄寺。


「まあアレだ、とにかくハートをあしらえば良い。」
「ハート!?」
「恥ずかしいはナシだ!十代目はハートが大好きなんだ!いいな?」
「わかった、ハートだね!」
「ああ。(ウソだけど。)」
「ラッピングはツナくんのイメージカラーのオレンジかな?でも男の子だし青の方が…」
「いや、ピンクか赤だ!なるべく可愛い方が良い。」
「ツナくん可愛いものが好きなの!?」
「あぁ!(ウソだけど。)」
「知らなかったなぁ、流石だね獄寺くん!」
「ふん、右腕だからな。」

(正直このバレンタインに関して十代目の好みはどうでもいい、笹川の思いを十代目に表現させればいいんだ!)

「ありがとう獄寺くん!早速帰って作るね!!」
「ああ。」
「明日、おうち行っていい?」
「あ?」
「報告!あと、獄寺くんにもお裾分け。あ、デートかな?」
「デートは……するけど当日はどこもかしこも混むから家でのんびりだ。」
「じゃあ明日おうちに伺うね!」
「十代目といい雰囲気になったらウチまで来んじゃねーぞ。」
「ふふ、わかった!!」

「……恋のmagician、獄寺隼人。今日の俺はシャマルも顔負けだな。」

「あっ、じゃぁ拍手企画はここまで、チャオチャオ〜!」





end


おまけあります。


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