rabbit 75
first day

15分後、


「やっとついたー!」


水月は感嘆のため息をはき座った。町に到着したのである。


「お、結構賑わってんじゃん。」
「何でもありそうだね、何食べる?」
「何でもいーから早く食おうぜ!」
「わかった分かった。…時に水月、水月は何が食べたいの?」
「腹減ってるから、早く食べれる物なら何でもいい!」
「なんでもって…それ1番困るタイプだろ…」
「サスケなんかない?」
「早くたべれて美味いもの………そりゃ寿司しかねぇだろ。」
「「「「寿司!!?!?」」」」


4人は見事にハモる。きっとそれぞれの頭には自分が1番好きなネタが浮かんでいる事だろう。


「寿司か!いいね〜」
「久しぶりだな、寿司なんて!あたし大好きなんだ!」
「早くできるしうめーもんなっ!」
「じゃぁお昼はお寿司にしようか。」
「よし香燐!お前の感知能力で寿司屋を捜せ!!」
「馬鹿が、んなもん感知できるかっ!」


、とゆーことで、何はともあれ昼食はお寿司に決定。





寿司屋


「あー、やっとあった…」
「ちぇっ、木ノ葉ってやつはケチなんだから!」
「馬鹿が、回転寿司でもお前の舌じゃ違いわかんねぇだろ?経費削減だよ。」
「何をぅ!?!?」
「いらっしゃいませ。5名様でよろしいでしょうか?」
「はい。」


どやどやと騒がしく店に上がり込む5人。
寿司は寿司でも回転寿司だ。


「ふん、なんなら今度試してみるか?お前の舌よりはいい自信あるぜ?」
「のぉー!?受けてたつよ!」
「だーっうっせぇんだよテメェラ!!!」
「こらっ、香燐、言葉使い悪いよ。サスケも水月も静かにしなさい、他のお客さんに迷惑でしょ。」
「はい…」
「「悪ィ…」」
「流石重吾!大人だね〜」


そして、やっぱり父であった重吾。


「あはは、さ、兎京前行っていいよ?俺は手を延ばせば届くから。」
「レディーファースト!もう重吾素敵すぎ!……それにくらべ水月は………」
「うるさいなっ、腹減ってんの!!」


何とも騒がしいことこの上ない。
なんやかんやの相談の後、

←寿司←寿司←
水月  兎京
サスケ 重吾
香燐

という席順になった。


(やったサスケの隣!兎京には悪いけど私まだ諦めてないもんね!!ちょっと無謀だけど…愛に障害は付き物!逆に燃えるぜっ!!)


本当に無謀すぎる。
サクラやイノと同類だな…なんて思った今日このごろである。



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