rabbit 68
*第三者視点

「いただきます!!」
「「「「いただきます。」」」」


現在の時間7:45。朝食の時間だ。
7人は机の前に並び、朝食を食べ始めた。


モグモグ…

「だりぃ〜〜。」
「あれだけ飲んでればね…。」


水月は青い顔をしている。酒に強いアヤタカとクランはぴんぴんしてるが、香燐もやはり青い顔をしていた。


「そんなことよりさ、」
「そんなことってぇ!」
「わかってる。今日、行くんでしょ?」
「うん…。」


そう。サスケ、兎京、香燐、水月、重吾の5人は、綱手がいる木の葉に帰らなければならないのだ。

――そもそもサスケを追っていたはずのナルトはどうなったのだろうか。


「サスケ、お前もなかなか強いしな!」
「言ってろドベ。完敗だったくせによ。」
「シャーラップ!」

「体には気をつけるのよ、香燐。また勝負しましょう!」
「そうだな!」

「重吾!また"ナニ"で勝負しような!」
「嫌ですよ。」
「水月も次会う時はスライムくらいにはなれよ〜」
「馬鹿、水にしかなれないよ。」
「えーっ!?!?」




穏やかな朝食は、終わりを告げようとしている。

兎京達は"アスカ"の暖かくて穏やかな空気が大好きだった。だが行かなければならない。名残押見ながらも5人は砂隠れの里創立メカニック研究所"アスカ"を後にした。



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