大塩平八郎の乱

1837年、天保の大飢饉が庶民を苦しめる中、大塩平八郎は蔵書を売り払って貧民を救済し、ついに民衆を導入して武装蜂起した。


「よし、行くぞ武!」
「うす!平八郎さん!!」


平八郎さんに救われ、時雨金時を手にした俺、山本武は本日平八郎さんと幕府へ焼き入れすることに。


「クフフ、倒幕はもうすぐそこですよ。」
「ま、たまには共闘もいいかもね。」
「頼りにしてるのな!」


平八郎さんは陽明学者だ。その繋がりで六道骸、雲雀恭弥も俺達の仲間になった。数こそ少ないがこれなら無敵!


「天保の大飢饉での豪商による米の買い占め、町奉行と豪商の癒着、幕府の貧民救済をとらないずさんな対策…今こそ倒幕の時!!行くぞ!」
「おー!」
「拉致監禁の恨みを今…!」
「………。」


俺達は幕府に反旗を翻した!


「燕特攻ー!!」

ズパァァアン!!


骸、雲雀、俺、そして平八郎さんを中心にどんどん敵を蹴散らしていく。

そんなところへ、


「雲雀さん!関東取締出役はどうしたんですか!」
「沢田綱吉…。」
「みなさんやめてください!こんなことをしてもダメです!幕府はこれくらいじゃ倒れませんよ!」
「やってみなきゃ分からない。」
「幕府の犬にはわかりませんよ、僕の気持ちは。」
「わりーなっ!」
「しゃくだけど、一斉攻撃だよ。」
「言われるまでもありません。」
「おう!!」


俺達は雑魚を無視し一斉に沢田綱吉という穏和そうな男に襲いかかった。あわわわと沢田綱吉は逃げるばかり。

(でも、この怒濤の攻撃を避けるなんてただ者じゃないな。)


「カンビオ・フォルマ!!」
「いいね、ロール、カンビオ・フォルマ。」
「行きます、カンビオ・フォルマ!」

「か、カンビオ・フォルマ!?仕方ないもうやるしか…」


俺達の形態変化によって男も鋭い目付きに変わった。


「ナッツ、行くよ!カンビオ・フォルマ!」
「「「!!」」」
「一瞬で終わらす!要はこの三人だ、XXBURNER!!」

ブゥオワアアア!!!

「行けぇ!フレイムアロー!!」
「獄寺くん!?」
「後押しっすよ!あいつらは俺たちで食い止めましょう!沢田さんは強いですがやつらもなかなかなもんですからね!」


あとは多勢に無勢。俺達の起こした乱は沢田綱吉やあの銀髪の男によって僅か一日で鎮圧されてしまった。(後に二人とは友達になった。)


「ぐふっ、後は頼んだぜ、生田マン…」
「だから生田万ですって!て、大塩さん?大塩さぁあん!!」






この乱は幕府を初め各地に衝撃を与え、国学者生田万の乱などが派生した。

大塩平八郎の





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