vampire 72
時は現在に戻り場所はイギリス。

今、宝はボンゴレの任務中だった。

※『』は英語


「Hello, it is vongole the tenth generation.Welcome to my party!」
「やぁボンゴレ十代目。ようこそ我がパーティーへ!」
「あ、ミンティアさん、お久しぶりです。」
「Mintia, is after a long absence.」
『今日はビアンキじゃないんだね。誰だい?綺麗な女の子だね。』
『日和宝です。初めまして。』
『宝ですか!!とても可愛いらしい。私はミンティア・オ・デルタです。初めまして!!』


月日は六月中旬。
任務内容は、ツナと宝はパーティーという名のマフィアの社交会の出席である。


「綱吉…いつもこんなのに出席してるの?」
「う、うん。一応ボスだからね。」
「……なんで英語が上手くならないんだ。」
「うぅっ…。いつもビアンキに通訳してもらってるんだよ!」
「…頑張れ!」
「はい…。」


何故、ボンゴレファミリーでもない宝がそんな社交会に出ているか、って?
理由は至って簡単である。




三日前

「なぁ日和…」
「ん?」
「一つ仕事を頼んでもいいか?ボンゴレの仕事だ。」
「もしかして人殺しとかって言うんじゃ…」。
「まさか。十代目と一緒にデルタファミリーのパーティーに出て欲しいんだ。」
「パーティー!?」


夜、宝の家で獄寺が作った夕食を食べていた時の事だ。


「そう、いつもはあ……ビアンキって女と行ってるんだが……歳が違いすぎだろ?だから日和と…」
「え、ちょ、マジで!?」


(ちなみに"ビアンキ"って誰?)


「それで明日、その打ち合わせで十代目のお宅にお邪魔する事になった、」
「聞いてないよ!?」
「今メール来たから。学校じゃこんな話できないしな。」
「そうだね…。」
「で、更に次の日は式典の護衛だ。まぁ、俺達の出番はねぇな。」
「俺達?」
「あの日、文系クラスでは英語のテストがあるんだろ?だから俺と日和で護衛。」
「成る程ね。……てゆーか私も文系クラス何だけど。まぁ英語だから別にイイケドさ。」
「悪いな。ファミリーじゃねぇのに。」
「ご主人様のお願いだからしゃーない!」
「満面の笑みでご主人様とか言うなっ」
「はは!」



獄寺に頼まれたから。



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